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2024.11.12

プロジェクト管理に関わる重要英単語 10選

#ブログ

日本でプロジェクトを実行する際には、特に問題なくメンバーと意思疎通をしてプロジェクトを進めることができます。
しかし、海外の企業や外国人と一緒にプロジェクトを進める際には、プロジェクトは「なんとなく」進むことはありません、
しっかりと段階を踏んで、こまめに打ち合わせをしながら進めていくことが、日本以上に求められます。

今回は、海外の企業や外国人と一緒にプロジェクトを進める際に役立つ、英単語を10個紹介します。
この単語を知っていれば、外国人メンバーとの意思疎通も楽になりますし、円滑にプロジェクトを進めることができるようになるでしょう。

1. Project Charter

Project charterとはプロジェクトの概要書のことで、プロジェクトの目標、目的、成果物の概要を示す文書のことです。
この文書の中には、プロジェクトの段階(マイルストーン)、タスク、期限などが含まれます。
この文書を土台にして、役割や責任者などが決められます。

2. Scope Creep

Scope creepとは、当初のプロジェクト計画の範囲を超えて、時間の経過とともにプロジェクトが変更したり、「拡大」したりすることを意味します。
これにより、プロジェクトが予算を超過したり、期限に間に合わなかったり、プロジェクトの品質が低下したりする可能性があります。
「The project is delayed because of scope creep」という使い方がされます。

3. WBS

WBSとは「Work Breakdown Structure」の略です。
つまり、大きな作業を小さなタスクに分解するということです。
プロジェクトを実行する際には当たり前のようにやっていることではありますが、いざ「WBS」と言われると「へ?」って思いますよね。
「WBS」という言葉、覚えておくと便利です。
たとえば「We need a detailed WBS to allocate tasks」などと使うことができます。

4. Project Life Cycle

Project life cycleとはプロジェクトの開始から終了までのプロセスのことです。
通常、プロジェクト・ライフ・サイクルには、開始日時、計画、実行、終了日時という4 つの主要な段階が含まれます。

5. EVM

EVMとはEarned Value Managementの略で、プロジェクトを予定どおりに予算内で完了させるためのプロジェクト管理手法のことです。
通常、プロジェクトの達成率とプロジェクトの総コストを掛け合わせることで、プロジェクトが達成された時の価値を算出します。

6. Contingency Plan

Contingency planとは、緊急時の対応計画のことです。
プロジェクトが開始される前に、プロジェクトを完了させる道筋で起こり得るリスクをリストアップし、それぞれの対応方法を記載した計画書です。

7. Triple Constraint

Triple Constraintとは直訳すると「3つの制約」となります。
プロジェクトが成功するかどうかを左右する3つの要素のことで、基本的には「時間」、「コスト」、「範囲」の3つを指します。
プロジェクト管理において、最も重要な用語といっても過言ではありません。

8. Burndown Chart

Burndown Chartとは、プロジェクト完了までの残り作業と時間をグラフにしたものです。プロジェクトの進行状況を管理し、発生可能性のある問題を特定するためにも使用されます。

9. Agile Project Management

アジャイル プロジェクト管理とは、顧客と密に連絡をとり、フィードバックを反映しながら、プロジェクトを少しずつ進めていくことに重点を置いたプロジェクト管理方法です。プロジェクトを小さく分割して1つずつ作業し、1つの作業が終わったら顧客に確認をする、というプロセスを繰り返します。
プロジェクト計画に変更を加えたり、顧客の要望に柔軟に対応できるメリットがあります。

10. Sprint

Sprintとは特定の作業やタスク・セットを完了するための期間のことです。SprintはAgile Project Managementを可能にします。
つまり、Sprintごとに顧客からフィードバックをもらえるようになります。

まとめ

今回はプロジェクト管理を行う際に、頻繁に使われる英単語を10個紹介しました。
海外の企業や外国人とプロジェクトを進めるときに大いに役立ちますし、これらの言葉の意味をしっかりと理解し、実践すれば、日本におけるプロジェクト管理もスムーズに行えることでしょう。
また、英語でProject CharterやContingency Planなど作成する必要がある場合は、是非とも弊社にご相談ください。