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2025.03.14

外国人が働く店舗を管理するために必要な英単語10選

#ブログ

スーパーやコンビニのアルバイトとして働く外国人が多くなりました。
翻訳の仕事をしていると、店舗のマニュアルを英文で作って欲しいという依頼も多くなってきました。
店舗マニュアルを作成する際には、業務内容や手順を正確に伝えるために、特定の英単語を理解しておくことが重要です。
そこで、今回は、店舗マニュアルを英文で作成する際に必要となる英単語を10個紹介したいと思います。
これらの単語を知っておくだけで、マニュアルを作る際だけでなく、店舗の管理、運営する際にも役に立つので、ぜひ参考にしてください。

1. Procedure

Procedureとは「手順」という意味です。業務を実施するための一連の流れや方法のことを指します。
例文:
"Please follow the procedure when handling customer complaints to ensure consistency in service."
(お客様のクレームを処理する際は、サービスの一貫性を保つために手順に従ってください。)

2. Protocol

日本語でもプロトコルということがありますが、日本の店舗ではあまり使われない言葉かもしれません。プロトコルとは特定の業務や状況で従うべきルールや手順のことです。
例文:
"It is important to adhere to the store's protocol for handling refunds to avoid any misunderstandings."
(返金の処理について、誤解を避けるために店舗のプロトコルに従うことが重要です。)

3. Inventory

Inventoryとは在庫のことです。店舗内にある商品の数量やそれを示した商品のリストのことをInventoryと言います。
例文:
"Please check the inventory to ensure that all items are stocked and ready for the upcoming sales."
(次のセールに向けて、すべての商品が在庫として準備できているか確認してください。)

4. Customer Service

カスタマーサービスとは顧客への対応やサービスのことで、日本語でもカスタマーサービスという言葉はよく使うのでこの意味についてはあえて説明する必要はないかと思います。
ただ、外国人を雇用するとなると、カスタマーサービスは文化的背景によって大きく異なりますので、マニュアルなどでその店舗のカスタマーサービスがどうあるべきかをしっかりと示しておくのが良いでしょう。
例文:
"Our customer service team should always greet customers with a smile and assist them promptly."
(当店のカスタマーサービスチームは、常にお客様に笑顔で挨拶し、迅速に対応するべきです。)

5. Cash Register

Cash Registerとは、レジ、すなわちお客様が品物や商品の代金を支払う際に、その金額を登録したり、実物の現金を収納したりする機械のことです。日本語に慣れていない外国人に対して、「レジ」と言いたい時は、「Cash Register」というようにしましょう。
例文:
"When ringing up purchases, ensure the total is correct before opening the cash register to complete the transaction."
(購入品をレジに通す際は、取引を完了する前に合計金額が正しいか確認してください。)

6. Stocking

Stockingとは商品を補充することです。
具体的にいつ、どのように商品を補充するのかを示すことは店舗運営に欠かせませんので、この単語を覚えておくと便利です。
例文:
"Stocking should be done at the beginning of your shift to ensure that shelves are fully stocked before opening."
(商品補充はシフトの始めに行い、開店前に棚がしっかりと商品で満たされていることを確認してください。)

7. Checkout

お客様が商品やサービスの代金を支払うことを英語ではCheckoutと言います。
例えば、以下のように使うことができます。
例文:
"Excuse me, you have not completed the checkout process yet. Please proceed to the counter to pay."
(すみません、お客様、まだお支払いが完了していません。レジでお支払いをお願いします。)

8. Safety Guidelines

Safety Guidelinesを日本語に直訳すると「安全ガイドライン」という意味になります。
日本の店舗で「安全ガイドライン」をしっかりと文字にしてスタッフに示しているところは少ないと思います。
しかし、外国人が多く働いている店舗においては、言葉や文化的バックグラウンドがそれぞれの職員で大きく異なるので、このようなSafety Guidelinesが必要になることでしょう。
例文:
"All staff must read and follow the safety guidelines to prevent accidents in the workplace."
(すべてのスタッフは、職場での事故を防ぐために、安全ガイドラインを読み、従わなければなりません。)

9. Refund

Refundとは返金のことです。
外国人が多く働く店舗ではお客様とのコミュニケーションで誤解を生じさせてしまうことがあるでしょう。
「返金」という手続きを取らなければいけないこともあるかもしれません。
Refundのプロセスやどのような状況になったら返金のプロセスが起こるのかを、明文化しておくことは重要かもしれません。
例文:
"If the item is damaged, please request a refund by showing the receipt to the customer service desk."
(商品が破損している場合、レシートをカスタマーサービスデスクに提示して返金をリクエストできます。)

10. Compliance

Complianceは日本語でも「コンプライアンス」といったり法令順守などと言ったりするので、意味を理解している方は多いかと思います。
外国人が多く働く職場においては、後々、大きな問題を招くことがないように、何を守るべきなのか、しっかりと明言しておく必要があるでしょう。
例文:
"Make sure all employees follow the compliance with the company's policies and local laws to avoid any legal issues."
(すべての従業員が会社の方針と地元の法律を遵守し、法的な問題を避けるようにしてください。)

まとめ

これらの英単語を覚えておくことで、店舗の運営がスムーズになることでしょう。
また、店舗マニュアルに組み込むことで、業務の流れやルールが明確になり、スタッフが効率よく業務を遂行できるようになります。
文化的背景や日常的に使用する言語が異なる外国人が店舗で働いている際には、外国語での店舗マニュアルを作っておくことをおすすめいたします。
弊社では英語、中国語、韓国語の文章作成が可能ですので、外国語での店舗マニュアル作成が必要な場合は、お気軽にご相談ください。